いつの間にか越されてた(笑)

現在、私の帰りをもっとも喜んでくれる殿方ですv

クッキー オス 9歳
モデル向きじゃないらしく、この写真が精一杯のベストショットです(笑)
写真撮ろうとすると、タイミング良く顔を動かすどうしようもない奴です。



昔、飼っていたチェリーという犬は、本当に利口で、私が生まれる前から我が家で暮らしていました。
 幼い私がどんなに彼女の毛を引っ張っても、どんなに背中に無理やり乗ろうとしても、「キャン」とも「ワン」とも、「グルル…」とも言わず、いつも屈託のない笑顔で私を見守っていてくれました。
 赤ん坊の頃、祖父母や両親が私の名前を呼ぶと、自分が呼ばれているのと勘違いして、普段は決してあがらないのに玄関上がって部屋に入ってきちゃったのよ〜という話も聞きました。
 知らない人が来ると必ず吠えて、親族や家族には決して吠えない、とても頭がいい犬でした。私がイヤな事があって落ち込んでいると、何にも言わずに、足元に擦り寄ってきてくれました。オナカを触られるのがとても好きで、よく仰向けになってました。
 花火が嫌いで、毎年夏祭りの日はいくら呼んでも小屋から出てきませんでした。
あの、フサフサ、モコモコの彼女の体にはもぅ触れることはできないけれど、彼女の優しい瞳に見つめられる事はもう決してないけれど、彼女と過ごした時間は、私の中で大切に大切にしまってあります。



 クッキーは、決して利口ではないけれど、チェリーのようにプリティフェイスなので女子中高生にモテるそうです。まったく、ふしだら(笑)
 うちに来た時は、小学生の私が両腕で抱えられる位小さかったのに、今じゃ人間の年齢でいうと私よりお父さんの方が歳近くなってる。
 いつの間にか、歳越されちゃいました。
チェリーが死んで、「もぅ絶対犬なんか飼わない!」と言っていたのに、ふとした出会いから家族になったクッキー。
 私の帰りを、いつも尻尾振って出迎えてくれるクッキー。
 たまに遊ぶと、テンション高すぎて吠えまくって顰蹙をかうクッキー。
彼に、あと何回救われるのかな。。。。まだまだ元気でいてね。