黙祷。

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。(鴨長明方丈記


東北・関東大震災からもうすぐ3週間がたとうとしています。




失われた多くの命は、戻ってくることはない。

だからこそ、精一杯生きることがせめてもの自分なりの弔い。

大変な思いをしている人たちが未だに居るということを忘れちゃいけない。



時間がたつにつれて、いろんな現実がみえてくる。

みたくなかったこと、ききたくなかったこと、しりたくなかったこと。

わたしがいるちっちゃな社会でも、見て見ぬふりをしてきた現実が、

堰を切ったようにあふれ出てきている。


今、人々を不安にさせてるのは、天災ではない。

人災だ。

過失はだれに?責任はどこが?

今、不安な思いを抱えてる人々の思いは、どこにいくのだろう。

誰が受け止めてくれるのだろう?

まだまだ、終わってない。忘れちゃだめだ。蓋をしちゃだめだ。