ラスト公演まで、あと12時間。

五右衛門は、駆け抜けてくれそうです。
ラスト1公演、どうか大きな怪我無く、無事に終えられますように。


とことん面白く。
とことん突っ走る劇団、劇団☆新感線


非常にスペクタクルで、刺激的かつ官能的な舞台。ド派手なロックと照明、舞台上を走り回る役者陣。
個々の客演の見せ場もありつつ、劇団員によるメリハリのつけかた。最初から最後まで、決して落ちる事のないスピード感。観客のモチベーションを維持させる演出。
むかしっっから変わらない、『新感線』独自の世界観。中島かずきワールド。
役者の最善、最適を感じさせる動きの指導。静と動の演出家、いのうえひでのり
ナマの音楽、効果音、照明を同時進行するスタッフ。細部にまでこだわる制作陣。



連ね始めるとキリがない。
けれど、きっとまだ見ぬ新感線の姿があるはず。
演出家いのうえひでのりの脳と中島かずきの腕はまだまだ進化し続けそうです。



現実から、非現実の世界へ。そして、観劇後には晴れ晴れとした気持ちで現実に戻る。
一瞬の、長い人生の時間ではほんの一瞬の出来事かもしれないけれど、爽快感と充実感を得る事ができる舞台。



『あーーーー面白かった』



そんな言葉を、心底聞きたがってる人達が作る、究極の面白いを提供し続ける劇団です。


愛すべき、人の在り方です。